平等寺春日神社・アビラウンケン石柱(平群町平等寺)

平等寺春日神社

矢田丘陵には春日信仰が根強く浸透しているようです。平等寺と椿井にそれぞれ春日神社が山の麓に建っています。ここ平等寺の春日神社は、旧字平等寺と下垣外の氏神だと云います。

 

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アビラウンケン石柱を探せ!(大日如来に祈る呪文)


平等寺春日神社
たくさんの灯篭が神前に奉納されています。


平等寺春日神社
アビラウンケン石柱


資料によると旧平等寺のお堂前に「真言の呪を記した碑がある」と紹介されています。それが「アビラウンケン石柱」だと云う。「呪」は「呪文」の「文」が脱字したものなのか。素人にはよく分からず、とにかく「真言の呪(のろい)」「アビラウンケン」という文言だけが印象に残ってしまいました。

平等寺春日神社
アビラウンケン石柱


アビラウンケンとは「阿毘羅吽欠(あびらうんけん)」と書き、おどろおどろしいイメージではなく、「地水火風空」を表すのだとか。

平等寺春日神社
宮池越しに生駒山を見る


胸のつかえが取れて、清々しい気分で宮池のほとりに立つと遠くに「生駒山」の雄姿が輝き、そして足元では「根性松」が力強く枝を伸ばしておりました。そして、ようやく目の前にある「地水火風空」の存在に気づいたのです。

  • 訪問日[2017.03.16]

  • 参考文献
    奈良県生駒郡平群町石造文化財 平群谷(平成三年)

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