近鉄生駒駅から宝山寺川に沿って歩いて行くと、僅か5分ほどで豊かな自然と出会えます。
清滝・南陽院へ(宝山寺川) |
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清冽な清滝の行場に佇む水子地蔵
清冽な清滝の流れ |
平成八年発行の生駒市石造遺物調査報告書によると、清滝南陽院には「一尊像多数」とあるのみで、滝前に立つ立派な水子地蔵立像について詳細を語られていません。
滝行場前の水子地蔵 |
恐らく滝前の水子地蔵さんは二代目ですね。宝山寺川を渡ったところに、ちょっと年代を感じさせるもう一体の水子地蔵さん佇んでおられます。しかし、いずれにしても資料に記述がない所を見ると、江戸期以前の造立ではなさそうです。
先代水子地蔵 |
滝行場に水子地蔵の組み合わせは珍しい。慈しみ深い表情や幼児(おさなご)の安らかな眠りに、いつまでも立ち去りがたいのです。
参考文献
生駒市石造遺物調査報告書(生駒市教育委員会 平成8年)
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