応願寺の石造遺物・その2(生駒市萩原町)

公開日: 2016年6月8日水曜日 暗越街道 石仏

永仁地蔵


生駒市萩原町の応願寺は寺号を祈求山と言い、融通念仏宗に属するお寺です。本尊は千手観音菩薩立像、上の写真で紹介する石造菩薩立像は永仁地蔵と呼ばれ、総高206cmと立派で石大工「伊行氏」の作と考えられています。

萩原町の棚田風景 - Googleマップ


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小堂内で大切にされる永仁地蔵



永仁地蔵
永仁地蔵



その名のとおり永仁二年(1294)の銘を持つお地蔵さんは背丈が2mと大柄で、間近で拝見するととても迫力がありました。


永仁地蔵
永仁二年(1294)



お堂に施錠されてなかったので中の撮影をさせていただけたのですが、申し出れば足元も含めた全体像を拝見することができたようです。勝手に開けて撮影するなんて罰当たりでした。


永仁地蔵
石大工「伊行氏」の作



光背に刻された光輪の彫られ方、大きな耳に石仏寺の本尊阿弥陀如来像と共通するものが感じられました。


行者像
紀年銘なし



さて、境内をぐるりと一周回って最初に見た十三重石塔横にあるお堂も覗いてみました。中には石仏が二体祀られており、その一つが総高約50cmの行者像でした。これだけたくさんの石造遺物を拝見しても、気になるのが石段の途中にあった小石仏群です。資料によるとほとんどが室町時代後期のモノだということでした。写真がたくさんあるので、フォトアルバムに収めてあります。興味のある方は、次の写真をクリックしてください。別ウィンドウにアルバムが開き、たくさんの仏さまが待っておられます。


応願寺
応願寺、石仏群


  • 訪問日[2016.05.21]

  • 参考文献
    生駒市 石造文化財「生駒谷」(昭和五十二年)
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