三宅山・星田寺(交野市星田二丁目)

交野市星田二丁目にある三宅山・星田寺は東寺真言宗に属するお寺で、創建は平安時代中期の長歴元年と伝わっています。境内には「水かけ明星お不動さん」と信仰を集める不動明王立像(石造)と交野市文化財に指定される十一面観音立像(木造)が祀られています。


三宅山・星田寺
三宅山・星田寺

 

ストリートビュー - Googleマップ
境内の庭園は必見!グリグリ回して見てください。

 

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木造十一面観音立像(交野市文化財)



立派な観音堂
立派な観音堂



星田寺には昭和五十四年(1977)に交野文化同好会によって掘り出された有名な石仏群が存在するのですが、山門を入ってすぐの右手にあった観音堂が目についてしまい、石仏群を拝することを失念してしまいました。無念です。(再訪の機会はあるでしょうけど)


木造十一面観音立像
木造十一面観音立像



当然のごとくお堂の格子戸はしっかり施錠されていますが、隙間からご尊顔を垣間見るだけでもありがたい。例によって右手を猫の手にしてねじ込み撮影しました。


水かけ明星不動
水かけ明星不動



説明板には、願いごとには「きれいな水」をかけるようにとあり、手水のたまり水がきれいかどうかは疑問なので、願いごとはグッと呑み込んで撮影だけにとどめました。


星田寺の庭園
星田寺の庭園



住宅がひしめく交野市内にあって、お寺の庭園は広々と開放的です。いつまでも立ち去りがたい気持ちにさせてくれました。とても落ち着いたこれぞ「ザ、ニッポン」とでもいうべき風景でしょうか。


Googleマップ

隣接する星田神社の境内も広い



ちなみに、星田寺は「しょうでんじ」と読み、星田神社は「ほしだじんじゃ」と読ませるようです。

  • 訪問日[2016.04.06]

  • 参考文献
    交野市の石造文化財2-群津・森・寺・傍示・星田地区編-

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