谷尻地蔵尊(柏原市青谷)

国分~青谷~雁多尾畑を結ぶ古道は、現在府道183号として拡幅整備されています。その古道が南へ湾曲する大和川から離れて青谷の集落にさしかかる頃、谷尻地蔵尊のお堂が道路に面して立っていました。


Googleマップ・ストリートビューで見つかる




この場所はGoogleマップでも確認できるのですが、さすがに格子戸の内側までは見ることができません。


谷尻地蔵尊
谷尻地蔵尊



幸いにもここのお堂も施錠されていませんでした。ここでは、登山靴を脱いでお堂に上がらせていただきました。


磨崖地蔵菩薩立像
磨崖地蔵菩薩立像



お堂には露岩の巨石を船型に削り、地蔵菩薩立像が磨崖されていました。像高にして1メートルあまり、露岩を削り出した際のノミ痕がまるで光を放っているような感じがします。そして蓮台は岩の表面を線彫してありました。


磨崖地蔵菩薩立像(右から撮影)
磨崖地蔵菩薩立像(右から撮影)



尊像の向かって右側の縁に、はっきりと紀年銘が刻されています。フラッシュライトを照射するとより克明に読み取ることができるでしょう。元亀三年、室町時代末期(1572)に造立されたことがわかります。


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